正規表現とは、さまざまな文字列を一つの文字列で表現する表記の方法です。
正規表現は英数字と特殊文字との組み合わせで表記します。
正規表現を入力して任意のURLを指定できます。
前方一致や後方一致などを記述して複数のURLをまとめて指定したり、特定のURLのみを指定したりできます。
例えば、すべてのページに共通したヘッダーの[お問い合わせ]などの要素のクリックをゴールにしたいときに便利です。詳しくは SiTestブログをご確認ください。
❗️URLパラメータは正規表現で指定できません。 |
特殊文字 | 説明 |
\ |
評価したくない文字の前に表記します。 「http://」を正規表現パターンで書こうとすると、最初の「/」が特殊文字として評価されてうまく動作しません。 「http:\/\/」のように「/」に対して「\」を付けることで、特殊文字として評価されなくなります。 |
^ |
入力の先頭にマッチします。 http から始まってほしいときは「^http:\/\/」と表記します。 |
$ |
入力の末尾にマッチします。 URLが com で終わってほしいときは「com$」と表記します。 |
* |
直前の文字の0回以上の繰り返しにマッチします。 「ab*d」と表記したときは 「abd」、「abbd」はもちろん、0回でもマッチするので「 b」の記述がない「ad」でもマッチします。 |
. |
改行文字以外のどの1文字にもマッチします。 「ab.d」と表記したときは「abcd」、「abad」、「ab d」にマッチします。 |
.* |
「.」と「*」を組み合わせると、すべての文字の「0回以上の繰り返し」にマッチします。 「https://www.glad-cube.com/」ドメインのすべてのページをマッチさせたいときは「https:\/\/www\.glad-cube\.com\/.*」と表記します。 |
(https|http) |
「https」または「http」にマッチします。 |
(?!.*hogehoge) |
「hogehoge」を含むURLを除外して指定します。 「https://example.com/」のすべてのページから、URLに「thanks」を含むページを除外したいときは 「^https:\/\/example\.com\/(?!.*thanks)」と表記します。 |