「A/Bテスト」とは、ページ上の要素またはページそのものを変更したテストパターンを実際に公開したうえで、オリジナルのページとの計測データ・コンバージョンを比較して「目標に対して最も効果があったテストパターンを発見する」ウェブマーケティングの手法です。
「A/Bテスト」という名称ですが、3つ以上のテストパターンを比較して検証できます。
SiTest の「A/Bテスト」は、サイト訪問者に対してオリジナルの要素に編集を加えた複数のテストパターンのページを表示して、それぞれのコンバージョン率を比較して勝敗を判定することでページ上のコンテンツの最適化を目指します。
SiTest の「A/Bテスト」は、以下の2種類のテストパターンを作成できます。
テストパターン | 説明 | テストを実施中の動作イメージ | |
書き換えパターン | アクセスするページのURLは同じで、オリジナルの要素に編集を加えた部分を書き換えます。 | ① オリジナルのページが読み込まれる。 ② SiTest が発行したトラッキングコードが設置されていれば、A/Bテストが実行中か判定される。 ③ 設定した[テストパターンごとの訪問者の割合]でランダムに選択されたテストパターンに書き換わる。 |
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リダイレクトパターン
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オリジナルのページと異なる内容のHTMLファイルのページを用意して、指定した別のURLへリダイレクト(転送)します。 | ① オリジナルのページが読み込まれてブラウザで表示される前に、ソースコードの<head>タグの直前に SiTest が発行したリダイレクトコードが設置されていれば、リダイレクトパターンのA/Bテストが実行中か判定される。 ② 設定した[テストパターンごとの訪問者の割合]でランダムに選択された別のURLのテストパターンのページにリダイレクト(転送)される。 |
💡テストパターンのページにサイト訪問者が再訪したときは、初回訪問時にCookieに保存されているテストパターンが常に表示されます。 |
❗️同じURLのページで作成した、別のテストまたはパーソナライズが同時に実施中のときは、実施の開始日が古いテストまたはパーソナライズの編集内容から順番に適用されます。 |
❗️SiTest は「非同期タグ」を設置したページでテストを実施します。 「非同期タグ」の仕様上、オリジナルのページのソースコードがすべて読み込まれてから「テスト編集」画面で作業した「書き換えパターン」の編集内容を変更履歴の順番で再描画するので、一瞬だけオリジナルの状態のページが表示されます。 オリジナルの状態のページが一瞬だけでも表示されるのを避けたい場合は、専用のスクリプトをご用意しておりますので、「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。 |
❗️テストの実施中にオリジナルのページを変更したときは、テストを一時停止してテストパターンのページの表示・動作に問題がないか確認してから再開することをおすすめします。 |